「海上における共通通信システムについて」

松井明(総務省総合通信基盤局)
<講演概要>
・海上通信の現状と課題 義務船舶局(GMDSS対応)と小型船舶局とを対比し、
 共通に通信できるシステムが無いことが問題と指摘。
・上記解決策として、国際VHF機器を共通の通信システムとして採用。
・普及促進方策として、技術基準の見直しや免許手続きの簡易化も並行して
 進め、北米等の安価な機器の流通を可能としている。
・海上通信ロードマップとして、達成した目標2件、小型船舶データ伝送装置
 (2008年12月制度化)と簡易型AIS[CLASS-B](2009年6月制度化)、達成
 すべき目標2件、船舶共通システム(2009年度内に当面の課題克服)、船舶
 用固体素子レーダー(2010年度中実用化予定)等が紹介された。
発表資料