<講演概要>

1.改定の趣旨
 日本船長協会が昭和45年6月1日より実施し、昭和61年7月1日に一部改定した
自主設定の分離通航方式は、一部改定以来10余年が経過し、この間さらに船舶
は大型化、高速化し、当該改定分離通航方式にかかわる再検討が必要となり、
船舶通航の実態、アンケート調査、各種関係報告書等参照し、分離通航帯の
形状の変更や沖出し等の改定を行った。
 この改定分離通航方式は、平成14年9月1日0000時より実施する。
 本分離通航方式は、日本船長協会が自主的に設定、実施するものであり、
法的拘束力はないが、その設定の趣旨に鑑み、多くの船舶が本方式を利用
されることを切望するものである。
 なお、本改訂版は日本船長協会のホームページからも入手可能です。
 日本船長協会ホームページアドレス: http://www.captain.or.jp/

2.変更した自主分離通航帯
 1)洲埼沖 2)神子元島沖 3)大王埼沖 4)潮岬沖 5)日ノ御崎沖
3.変更しなかった自主分離通航帯
 1)剣埼沖 2)風早埼沖  3)伊良湖沖深水深航路
4.廃止した自主分離通航帯
 1)市江埼沖自主分離通航帯
5.用語及び航行方法
 1)用語  2)分離通航水域及びその付近における航行方法
6.自主分離通航方式の改定について
 1)自主分離通航帯設計上の基準
 2)自主分離通航方式改定案の検討
 3)変更しなかった自主分離通航帯
 4)自主分離通航帯改定案
  イ)洲埼沖自主分離通航帯改定案
  ロ)神子元島沖自主分離通航帯改定案
  ハ)大王埼沖自主分離通航帯改定案
  ニ)潮岬沖自主分離通航帯改定案
  ホ)日ノ御崎沖自主分離通航帯改定案
7.改定自主分離通航帯検討結果
 1)洲埼沖自主分離通航帯
 2)神子元島自主分離通航帯
 3)大王埼自主分離通航帯
 4)潮岬沖自主分離通航帯
 5)日ノ御崎沖自主分離通航帯